老化の原因
先日、浜松医科大学名誉教授の 高田明和先生のお話が
中日新聞に掲載されました。
大変 興味深いお話ですので 抜粋して紹介させていただきます。
『 老化の主な原因は 遺伝子の変化 体の成分の糖化、酸化だとされる。
細胞を培養すると ある回数を超えると 細胞は分裂しなくなる。
若い動物から採取した 細胞の分裂回数は多いが、
老化した動物の細胞では少ない。
これが、遺伝子の変化。
第二の原因の糖化とは ブドウ糖は タンパク質などに結合すると
別のタンパク質と橋をつくり、お互いを結合させるようになる。
これが起こると、タンパク質は固くなる。
血管内皮細胞で起これば、動脈硬化になり
皮膚に起これば 皮膚は固く 黒ずんでくる。
第三は酸化である。
酸素は細胞内で使われる時に 一部は活性酸素になる。
これは非常に酸化力が強く 多くの細胞成分を酸化させ 機能を失わせる。』
サプリメントは 『補充』 から 『より健康にする物質』 という意味に変化してきました。
抗糖化物質 抗酸化物質 の積極的な研究が進み
エイジングケアのための サプリメントの利用が 大きな注目を集めています。
「歳をとる」 という意味と 「老いる」 という意味は 同じではありません。
自分の為にも 家族の為にも 『健康寿命』 を延長出来るように したいものです。
*健康寿命とは
『健康寿命』とはWHO(世界保健機構)が提唱した新しい指標で、
病気や痴呆、衰弱などで要介護状態となった期間を
平均寿命から差し引いた寿命のことで、
私たち一人ひとりが生きている長さの中で、
元気に 活動的に暮らすことができる 長さのことです。
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