認知症に効果?オリーブオイルの効能

サプリメント管理士

2011年02月22日 13:50

オリーブオイルに含まれるオレイン酸に認知機能を改善する効果があることを
名古屋市立大学大学院医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明准教授らの
グループがマウスを使った実験で突き止めた。
岡嶋教授らは、オリーブオイルの摂取量が多い地中海の南イタリア地方の人が
認知症になりにくいとされている点に注目。マウスの知覚神経にオレイン酸を
加えたところ、刺激を伝える伝達物質が神経細胞から放出される量が
2.5倍に増加した。さらに、マウスに28日間オレイン酸を与えた後、
記憶や学習をつかさどる脳の「海馬」で神経や血管を再生させる
インスリンの働きに似たタンパク質の濃度が2.3倍になった事を確認した。

逆に遺伝子操作をして伝達物質が出ないようにしたマウスでは
オレイン酸を投与してもタンパク質が増加する効果はなかった。
岡嶋教授は「認知症の予防や治療に役立つ可能性がある」と話している。
2/21 中日新聞 夕刊より抜粋

やっぱりオリーブオイルの効能はすごかった
脂肪酸には オメガ3系(しそ油・アマニ油・魚の脂)
6系(コーン、ひまわり、ベニバナ、大豆油・肉・卵)
9系(キャノーラ、オリーブ油)があります。
現代人はオメガ6系の油を摂り過ぎており、リノール酸・αリノレン酸によって
血液が固まりやすく、アラキドン酸によってアレルギー反応をおこし
血圧が高くなるなどの健康障害をおこしています。
その点、オメガ9系の油は体内でホルモン用物質などに変換されません。
血液中の悪玉コレステロールを除いて動脈硬化や心臓病、
高血圧の予防に効果がある、胃酸の分泌をコントロールして
胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、腸を滑らかにして便秘の予防や解消に役立つ、
放射線の害を防ぐなどの効果が認められています。

ただ、オメガ9系が正しく働くためには、オメガ3系(魚系)の助けが必要ですので
バランス良く摂取したいですね。
ダイエットをされている方やメタボリックシンドロームが心配な方にとって
油は目の敵にされそうですが 【脂(あぶら)は油で洗い流す】という言葉があるように
体内に溜まった脂溶性ものを排出するには良質の油は最良なのです。
エネルギーの摂取量が多くなりすぎてはいけませんが
毎日の食習慣にぜひ摂り入れたいですね

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