ユリの花粉はなぜ取れにくい? 百合の花粉のとり方 ゆりの花粉が手や衣服についてしまった しみ抜き

サプリメント管理士

2014年08月22日 11:41


駐車場の片隅に咲いていた百合(ゆり)の花
夏生まれの私にとっては大好きな花のひとつですが、
満開の時にうっかり近づくと、泣きを見ることがあります^^
それは雄しべの花粉
ユリの花粉が手や衣服につくと、取れないですよねぇ~(T∇T)アハハ
お店で売っているもの(カサブランカなど)は予め雄しべを取ってくれてありますが
野生のものはそうはいかないw
過去MAX最悪だったのは、背中に花粉が付いたのを気付かず、
そのまま車に乗ってしまった時
洋服だけでなく、車のシートにまで花粉が付いてしまいました
それからは「とにかく近づかない!」をモットーにしていますが、
それでもうっかり百合の花粉が手や衣服についてしまったら?

風媒花の花粉は風に飛ばされやすいよう軽量で突起物がありませんが
百合のような虫媒花は花粉や蜜を目指してやってきた虫(ハエ・蝶・ハチなど)に
くっついて別の個体へと花粉を届けるため、花粉に脂質を含んでいます。
百合の花粉が服や手、花瓶などについた時取れにくいのはこの脂質のせいなのです。
「敵」を知れば、おのずと対処法が分かってきますね^^

まずは絶対に手で払わないこと! 
払った手にも付着し、さらに被害を広げてしまいます^^
手についてしまった時は、いきなり水洗いせず、
まずはこすらないようにティッシュで軽く払うように落とします。
その後、ぬるま湯と石鹸で洗います。

この時のポイントは、予め手を濡らさない!

泡で出るハンドソープを使い、泡を1分ほど花粉の上に乗せておきます。
固形石鹸なら、石鹸を少しだけ濡らし、花粉の付いたところに直接石鹸を塗ります。
「衣類の浸け置き洗い」と同じで、洗浄成分が濃い状態でより良く働いてくれます。
一度には落ちないので、数回繰り返します。
ただ、完全には落ちなくても、他への色移りがなければ良しとしましょう。

衣類の場合も、絶対に手で払ってはいけません。
また、水を使うと生地の目に入り込み、最悪のケースになってしまいます。
そぉーーとガムテープで取る、除光液や無水アルコールを使う、
掃除機の吸い込み口の先っぽにガーゼをかぶせ輪ゴムで固定し、
「弱」の設定で吸う、などがありますが、
私的には「素人が下手にやると、さらに悪化する」と経験で知っているので(爆)
迷わず、信頼できるクリーニング店へ持っていき、事情を説明します。
普段着で、若干色が残っても諦めがつくものなら家庭での洗濯で良いけど、
それでもシミを見る度に、気持ち的にへこみますものね

まずは「満開の百合の花に近づかない」のが一番ですがw
それでもうっかりユリの花粉が付いてしまったら、
「手で払わない、水を使わない」のが基本のようですよ

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