中国産ゴマから農薬検出
『厚生労働省は10月10日、中国産のゴマを検査した結果、
基準値を超える除草剤「2,4-D」の成分を検出したとして、
輸入業者に対し食品衛生法に基づく検査命令を出した。
問題のゴマは市場では流通していないという。
厚労省によると、伊藤忠商事が中国から輸入したゴマ452バッグ(2万9186kg)から、
基準値(0.05ppm)の3倍強となる濃度の除草剤2,4-Dを検出した。
神戸検疫所に届け出があり、1月25日に食品衛生法違反が確定した。
全量を積み戻し(輸出元に返送)済みとしている。
これに加え、伊藤忠が中国の他の業者から輸入したゴマ300バッグ、
別の300バッグからも 除草剤を検出した。
いずれも横浜検疫所に届け出があり、10月8日に違反が確定している。
10日現在、全量を保管中という。
厚労省によると、健康に影響はないという』
Nikkei BP net より抜粋
10月の「冷凍いんげん」に続き またもや中国から輸入した
食品の残留農薬の問題です。
厚生労働省は 『この商品を 長期にわたって 大量に摂取しても
体に健康被害はない』 と 発表していますが
あまりに安易な考え方に憤りを感じます。
例えば、Aという物質を長期にわたって摂取したとしても
健康被害がないと 仮定します。
でも、そこに Bという有害物質が 加わった場合は どうなるのでしょう?
AとBが関与しあい 健康被害が起こる可能性は十分考えられます。
また、食品と一緒に体の中に取り込まれた 有害物質は
小腸の免疫機能によって防御されますが
その防御作用の許容量を超えてしまった場合は どうなるのか?
体の中に入り込んでしまった有害物質は 男性は 肝臓に
女性は、子宮に溜りやすいと言われています。
肝臓の貯蔵(?)許容量を超えてしまった場合は
肝がん・肝硬変などを引き起こす 原因になると考えられます。
残留農薬が 微量だから 大丈夫などという 軽い考え方で済ませないで欲しい。
「中国餃子」の件も その後どうなったのか?
時間と共に うやむやにする日本人の体制にも 問題がありますが
「バレなければ 何でもあり」 の中国の体質は
もっと、厳罰をもって対応してほしいと願います。
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