2014年10月03日

ニラは腸閉塞の原因になりやすい がんこな便秘の人、消化能力の弱い人には不溶性食物繊維は不向き イレウス 便秘

ニラは腸閉塞の原因になりやすい がんこな便秘の人、消化能力の弱い人には不溶性食物繊維は不向き イレウス 便秘
独特の香りと歯触りが特徴のニラ。
ニラは日本では古くから薬草として使われており、栄養価の高い野菜です。
ニラに含まれるビタミンB1は吸収効率がよく、
疲労回復、スタミナアップに効果が期待できます。
また体を温める効果でも知られ、冷え性や神経痛の方におススメしたい食材です。
4月~10月にかけては夏ニラが、11月~3月にかけては冬ニラが出まわり、
年間通して安定したお値段、流通なのも魅力ですね。
ただニラは不溶性食物繊維のため、消化能力の弱い方、
がんこな便秘な方には要注意の野菜でもあるのです。


食物繊維には大きく分けて、
水に溶けにくい不溶性食物繊維と、
水に溶ける水溶性食物繊維の2種類があります。
不溶性食物繊維とはその名の通り、水に溶けにくく、
お腹の中で水分を吸収し、数倍から十数倍に膨らみます。
逆に水溶性食物繊維は水に溶けて腸内で水分を抱き込んで
ゲル化する食物繊維のこと。
不溶性食物繊維は便にそのままの形で排泄されることが多いので
見分けが付くと思います。


消化能力の弱い方、頑固な便秘の方にとって不溶性食物繊維は難しい食物です。
腸内で消化することができず、水分を吸ってどんどん膨らむため
お腹がパンパンに膨らんでしまうことも涙
また繊維質のかたまりが大腸のいくつかのカーブを曲がりきれず、
そのままそこで停留してしまうため、後から来た便がさらに詰まってしまいます。
特にニラは腸閉塞(イレウス)の原因となることが多いので要注意です注目

腸閉塞とは食べ物や消化液が小腸・大腸で滞り、内容物が腸に詰まった状態。
排便、排ガスがされないため、腸が拡張して張ってきて、
激しい痛み、嘔吐、顔面蒼白、冷や汗などが起こります。
経験者にお話を聞くと、ハンパない痛みだそうですから、
絶対になりたくないですよね涙

腸閉塞を防ぐには、食材を小さめに切ることと、良く噛むことが大切です。
特に不溶性食物繊維は、その繊維質を細かく砕くことで
腸の停留を防ぐようにしたいもの。
レバニラ炒めのニラが長さ1cmでは見栄えが良くないかもしれませんが(苦笑)
腸閉塞になる危険性を考えると、小さいほうが安心ですねにんまり




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Posted by サプリメント管理士 at 13:27│Comments(2)健康健康について
この記事へのコメント
ニラってそのまま出るよね
観察した事がある(* ̄m ̄)プッ
Posted by みゆきん at 2014年10月03日 16:00
確かにニラって消化悪そうだもの。
お年寄りには要注意だね。
Posted by patapataokan at 2014年10月03日 17:48
 
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    コメント(2)