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ビタミンという言葉は知っていても、どんな働きをするのか？と聞かれると
意外と知られていないもの。　ビタミンは生きていく上で なくてはならない
大切な栄養素ですから、基礎知識を知って健康に役立てましょう

ビタミンとは、「ヒトの体内では作りだす事が出来ない、
もしくは必要充分な量の生産が間に合わない微量の栄養素で
食物から摂取する必要がある有機化合物」です。

ビタミンはそれ自体がエネルギーを作り出したり、
体を構成する成分になるわけではありませんが
炭水化物やタンパク質、脂質を体に取り込むためには
なくてはならない栄養素です。
私たちが食べたものを消化・吸収させてエネルギーに変えたり、
不要なものは排泄する、これらの作用は酵素によるものですが
酵素は単独では働けないものがあります。
ビタミンの多くは、その手助けをする補酵素として働いています。
その他、解毒作用・免疫機能を正常に働かせるための調整役をしています。
私たちの体を機械に例えるなら、ビタミンは潤滑油のような働きをしているのです。

ビタミンは「生理作用」と「薬理作用」の二つの顔があります。
「生理作用」とは、生命活動の維持に必要な作用、つまり栄養素としての働き。
ビタミンが不足すると、欠乏症により生命や健康の維持に支障をきたすことになります。
食事やサプリメントの摂取は「生理作用を正常に機能させる」ことに目的をおいたものです。
「薬理作用」とは、所要量の３～数百倍もの量を摂取（または投薬）することによって
生理作用の枠を超えた、薬のような効果です。薬理作用は医療現場において
病気の治療や予防に役立てられています。

現在分かっているビタミンは１３種類、そのどれもがヒトの体にとって必要なものであり
過不足なく、万遍に摂ることが必要とされています。
ビタミンの「VITA」は 生命を意味します。 健康維持のためにバランスの良い食事、
足りないものや消費の激しいビタミンはサプリメントで補うようにしましょう。

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